中国の弱点にエンジンかありこれまでも苦悩する様子が伝えられていますが、WS-20というのは性能不足といわれているんですが。本命エンジンの搭載が始まる前に量産しているって計画経済の匂いもしますね。スペックを見るとY-20(Yは運輸の意味)はなかなかのものですが西側と違うエイビオニクスで実際に国際間輸送に耐えられるのでしょうか。
China's Y-20 large transport plane to spawn several variants: chief designer 中国のY-20大型輸送機から派生型が登場か
By Liu Xuanzun Source:Global Times Published: 2019/3/12 16:56:27
PLA空軍パラシュート部隊の兵員が中国中央部河南省で行われた演習で降下した。 May 8, 2018. Photo: eng.chinamil.com.cn
中国の国産開発大型輸送機Y-20の主任設計者が同機原型の派生型の開発を進めていることを認め、軍事筋は派生型が2019年にも登場すると見ている。
「Y-20を原型の各種機体が生まれる」とY-20設計を率いた政治顧問Tang Changhongが述べたとChina Aviation Newsが伝えている。
ただTangは派生型の姿や機能に触れていない。
他方で軍事専門家の間にはY-20派生型として空中給油機や早期警戒機を開発中との指摘が2018年から出ている。
Feng Wei人民代表会議メンバーにしてY-20パイロットは「Y-20が今年別の姿で登場すればすばらしい。人々を失望させることはない」と述べたとニュースポータルvos.comが3月5日伝えている。
匿名の軍事専門家はGlobal Timesに3月12日今年中に複数のY-20派生型が登場すると述べている。
離陸最大重量が200トンのY-20は燃料その他の搭載量で今までの国産機より優れており、航続距離が長いため、給油機や早期警戒機の母機としてふさわしいと上記専門家は指摘し、その他にも移動病院や電子戦機材の可能性もあるという。
Y-20は現在はロシア製エンジンを搭載するが2019年中に国産WS-20に換装されると同専門家は述べている。
Y-20の人民解放軍空軍での供用は2016年始まっている。
「Y-20は量産段階に入っており、軍での訓練は計画どおり順調に推移しています」(Tang)■
参考)Y-20と日本のC-2の比較
Y-20
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C-2
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最大離陸重量
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220トン
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141トン
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最大搭載量
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66トン
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36トン
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最大航続距離
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40t/7,800km
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36t/4,500km
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巡航速度
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マッハ0.75
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マッハ0.80
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