Credit: U.S. Air Force rendering
米空軍はノースロップ・グラマンB-21爆撃機の初飛行を2023年に先送りし、今年後半の一般公開に向け準備に入った。
空軍は3月上旬、B-21の初号機での地上試験を開始し、カリフォーニア州パームデールのノースロップ42工場で6機目の組立を開始すると発表した。
「次の重要マイルストーンは、2023年と予測されるテスト用1号機の初飛行だ」と空軍は声明で述べている
空軍関係者は、初飛行予定はくりかえし延期されているもののB-21開発は順調と繰り返し述べている。当時の空軍副参謀長セブ・ウィルソン将軍は2019年に、初飛行は2021年12月予想と述べたが、その日付は最良のシナリオだと判明し、最近は2022年が大部分だった。
「6機を製造中で、最初の1機は負荷テストに移行しており、初飛行が視野に入ってきた。スケジュールを維持している」と空軍の取得担当次官補代理ダーリーン・コステロ Darlene Costelloが3月初め語っていた。
初号機は、パームデールでの地上試験後、近くのエドワーズ空軍基地へ初飛行し、同基地で飛行試験を開始する。
空軍は2023年度の予算要求で、同爆撃機の研究・開発・試験・評価費として32億5400万ドル、調達費として17億8700万ドルを計上した。予算書によれば、空軍はB-21調達に5年間で195億3600万ドルを費やす。■
B-21 First Flight Now Set For 2023 | Aviation Week Network
Brian Everstine May 17, 2022
Brian Everstine is the Pentagon Editor for Aviation Week, based in Washington, D.C. Before joining Aviation Week in August 2021, he covered the Pentagon for Air Force Magazine. Brian began covering defense aviation in 2011 as a reporter for Military Times.
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