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ウクライナ戦 5月13-14日の最新状況 東部戦線の激戦、ウクライナ軍の反撃など

 Ukraine Situation Report: Russia Defeated In Months-Long Battle For Kharkiv

 

ロシアがハルキウ奪取を大目標から外したことが驚くべき進展となった。

 

クライナ軍は、ハルキウ前線で反撃に成功し、ロシア国境に到達したと伝えられている。ウクライナ軍は先週から、包囲中の都市から北と東に押し戻し、都市を守るロシア軍を砲撃範囲外に追いやろうとしてきた。

 

 

 

 ハルキウ前線は、4月上旬のキーウ北部、チェルニヒフ、シュミーにつづき挫折したロシア攻撃軸となった。ウクライナ第二の都市ハルキウは、戦争初日からロシアの主要目標であり、ベルゴロドでロシア軍が国境を越えて進出して以来、ほぼ絶え間なく砲撃、地上攻撃、航空攻撃に耐えてきた。ロシア軍がベルゴロドで国境を越えて進出して以来、ほぼ絶え間なく砲撃、地上、空からの攻撃に耐えてきた。この都市にあらゆる攻撃を加えた後に戦線を崩壊させたのは、見事としか言いようがない。

ウクライナ軍がハルキウの北と東で勝利すれば、ロシア軍がクラマトルスクとスロビャンスク方面に進出しているイジュム稜線での攻撃に集中することができる。

 

最新情報

ミッチ・マコーネル Mitch McConnell上院少数党院内総務と共和党上院議員3名は、土曜日にヴォロディミル・ゼレンスキー大統領とキーウで会談した。残る3名はメイン州のスーザン・コリンズ上院議員Sen. Susan Collins、ワイオミング州のジョン・バラッソ上院議員Sen. John Barrasso、テキサス州のジョン・コーニン上院議員Sen. John Cornyn

 ゼレンスキーはインスタグラムで、この訪問を 「米国議会と米国民によるウクライナへの超党派支援の強力なシグナル 」と呼んだ。

 今回の訪問は、米国政府関係者によるウクライナ訪問の中で最新のもので、1週間前にはジル・バイデン大統領夫人が西部の都市ウゾロドで難民とオレナ・ゼレンスカ大統領夫人に会い、2週間前にはナンシー・ペロシ下院議長が以前の議会代表団を率いてキーウを訪れている。ロイド・オースティン国防長官とアンソニー・ブリンケン国務長官は4月下旬にゼレンスキーと会談している。

 

 英国国防省の最新情報によれば、占領下のケルソンでロシアの支援を受けた当局による住民投票が迫っており、不正操作の可能性が高いと指摘されている。

 住民投票は、ドンバス地方の分離主義政権と2014年のクリミア併合を正当化するロシアの取り組みの一部としての戦術を反映したものだろう。しかし、ケルソンの支配権をめぐる激戦が、住民投票にどのような影響を及ぼすかは不明だ。

 ドネツ川沿いの戦闘は、ロシアが信じられないような損失を出しながら、激しい戦闘に発展している。今週初めに、渡河作戦の失敗について書いた。

 新しいドローン画像では、ロシア軍による高価で混乱した川への撤退らしきものを示しており、戦車多数が砲塔まで水に浸かっているのが見える。

 これほど多くの戦車が川に入った理由は不明だ。敵の攻撃を受けてパニックになった戦車乗組員が水中に退却したのか、あるいは煙の中や暗い中を進む信じられないようなミスマッチで、シュノーケルを装着せずに進入したのか。

 さらに南のマリウポリでは、アゾフスタル製鉄所が数週間の砲撃を受けており、包囲された同製鉄所に立てこもる部隊の避難をめぐり交渉が続いているが、依然包囲されたままだ。

 アゾフ連隊のテレグラムによると、ロシア軍は重砲、戦車、航空攻撃、歩兵大部隊を投入して、製鉄所の守備隊を排除する努力を続けているとある。

 ロイド・オースティン国防長官は金曜日、ロシアのセルゲイ・ショイグ将軍と、ロシアの侵攻前以来初めて会談した。オースティンは、ウクライナでの「即時停戦」と、ロシア=アメリカ間のコミュニケーションラインの改善を訴えたと伝えられている。

 同日にドイツのオラフ・ショルツ首相がロシアのプーチン大統領と会談し、同じように「即時停戦」を求めた。停戦してもロシアが侵攻前のラインまで撤退しなければ、ロシアの領土獲得がより強固になり、間違いなくロシアの利益になると、オブザーバーは指摘している。

そのため、ゼレンスキーは和平交渉とその後の停戦は、ロシア軍がウクライナ領から撤退するのが条件だと主張している。

 また、ロシア予備役がボルトアクションのモシン・ナガント・ライフルを装備している映像も興味深い。狙撃兵や射撃手で有効な選択肢であるが、予備役部隊は標準的な照準器以上の光学機器を備えていない。

 ロシアにはカラシニコフ銃が一生分あるのに、予備役に100年前のライフルを支給するのは、ウクライナ軍が小火器の不足が深刻化しているとはいえ、最新兵器を大量に受け取っている現状ではあまり意味がない。

 最後に、ジョージア軍団は、ELEEK Atom電動バイクを少なくとも1台手に入れたようだ。同軍団のマムカ・マムラシビリMamuka Mamulashvili司令官は、ロシア軍の砲撃を避けながら狙撃チームが素早く移動できるよう、静かでスピーディなバイクが欲しいとかねてから述べていた。静粛性に優れた電動バイクに関する記事は別途ご紹介する予定だ。■

 

Contact the author: stetson.payne@thewarzone.com


Ukraine Situation Report: Russia Defeated In Months-Long Battle For Kharkiv

 

Russia giving up Kharkiv as a major objective is a stunning shift in its now nearly three-month-old invasion.

BY

STETSON PAYNE

MAY 14, 2022 4:33 PM

THE WAR ZONE


コメント

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