スキップしてメイン コンテンツに移動

2年間ゼロのコロナ感染が1週で800万人。ワクチン備蓄は0で金正恩も未注射の北朝鮮はどうなる?

 

 

 

5月20日金曜日に平壌の政権は、新たにCOVID-19の疑い26万例を発表し、8日間で累計200万人に達した。

 

 朝鮮政権は2年以上にわたり、COVID-19症例はゼロと主張してきた。ところが今月初め、政権は最初の症例があったことを認めた。

 症例数は相当の規模に増えてきた。

 南朝鮮の聯合ニュースによれば、金曜日に政権は新たに発症の疑い例26万人分を発表し、8日間の症例数は200万人に達したという。聯合ニュースは北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)を引用し、24時間で26万3370人が「発熱症状を示した」と報じた。

 一方、デイリーNKは、政権が 「最大非常防疫体制」の到来とともに、「疾病管理関連物資の生産拡大」を命じたと報じた。

 咸鏡北道の関係者はデイリーNKに対し、「最大非常防疫体制への移行に伴い、(国家非常防疫司令部は)道内の全工場に対し、マスク、手袋、防護服、防護靴、消毒剤などを生産する『戦闘』への参加を命じた」と述べた。

 北朝鮮にはパンデミックに対処する物資が非常に不足していると、デイリーNKは伝えている。

「SEACの指示に従い、咸鏡北道の党委員会と人民委員会を含むすべての政府機関は、毎日の生産割当を満たすように工場を駆り立てている」。

 聯合ニュースの別の報道によると、北朝鮮の金正恩がCOVID-19の予防接種を受けている可能性は低いと韓国情報機関は見ている。国家情報院(NIS)は非公開セッションで、金正恩が予防接種を受けているとは考えにくいと韓国の国会議員に伝えた。

 北朝鮮にはコロナウイルスワクチンはなく、国際救援機関からの援助申し出を拒否している。しかし、NISは、政権がワクチンの有効性を理解していると見ている。

 NKニュースの別の報道では、北朝鮮のハッカー集団、特にKimsukyグループは、悪質なコードを含む偽のプレスリリースを配布し、感染症に便乗しているという。

 北朝鮮の感染は、バイデン大統領の同地域訪問時に起こっている。聯合ニュースは、今週末の大統領訪韓の間、北朝鮮が話題になると報じている。さらに、北朝鮮が「追加的な挑発を行うと広く予想されている」という。■

 

 

North Korean Outbreak: From Zero Coronavirus Cases to Two Million? | The National Interest

May 20, 2022  Topic: Coronavirus  Region: Asia  Blog 

by Stephen Silver

 

Stephen Silver, a technology writer for The National Interest, is a journalist, essayist and film critic, who is also a contributor to The Philadelphia Inquirer, Philly Voice, Philadelphia Weekly, the Jewish Telegraphic Agency, Living Life Fearless, Backstage magazine, Broad Street Review and Splice Today. The co-founder of the Philadelphia Film Critics Circle, Stephen lives in suburban Philadelphia with his wife and two sons. Follow him on Twitter at @StephenSilver.

Image: Reuters.


コメント

  1. タイトルの「ウィルス備蓄」は「ワクチン備蓄」の誤りでしょうね。

    返信削除

コメントを投稿

コメントをどうぞ。

このブログの人気の投稿

フィリピンのFA-50がF-22を「撃墜」した最近の米比演習での真実はこうだ......

  Wikimedia Commons フィリピン空軍のかわいい軽戦闘機FA-50が米空軍の獰猛なF-22を演習で仕留めたとの報道が出ていますが、真相は....The Nationa lnterest記事からのご紹介です。 フ ィリピン空軍(PAF)は、7月に行われた空戦演習で、FA-50軽攻撃機の1機が、アメリカの制空権チャンピオンF-22ラプターを想定外のキルに成功したと発表した。この発表は、FA-50のガンカメラが捉えた画像とともに発表されたもので、パイロットが赤外線誘導(ヒートシーキング)ミサイルでステルス機をロックオンした際、フィリピンの戦闘機の照準にラプターが映っていた。  「この事件は、軍事史に重大な展開をもたらした。フィリピンの主力戦闘機は、ルソン島上空でコープ・サンダー演習の一環として行われた模擬空戦で、第5世代戦闘機に勝利した」とPAFの声明には書かれている。  しかし、この快挙は確かにフィリピン空軍にとって祝福に値するが、画像をよく見ると、3800万ドルの練習機から攻撃機になった航空機が、なぜ3億5000万ドル以上のラプターに勝つことができたのか、多くの価値あるヒントが得られる。  そして、ここでネタバレがある: この種の演習ではよくあることだが、F-22は片翼を後ろ手に縛って飛んでいるように見える。  フィリピンとアメリカの戦闘機の模擬交戦は、7月2日から21日にかけてフィリピンで行われた一連の二国間戦闘機訓練と専門家交流であるコープ・サンダー23-2で行われた。米空軍は、F-16とF-22を中心とする15機の航空機と500人以上の航空兵を派遣し、地上攻撃型のFA-50、A-29、AS-211を運用する同数のフィリピン空軍要員とともに訓練に参加した。  しかし、約3週間にわたって何十機もの航空機が何十回もの出撃をしたにもかかわらず、この訓練で世界の注目を集めたのは、空軍のパイロットが無線で「フォックス2!右旋回でラプターを1機撃墜!」と伝え得てきたときだった。 戦闘訓練はフェアな戦いではない コープサンダー23-2のような戦闘演習は、それを報道するメディアによってしばしば誤解される(誤解は報道機関の偏った姿勢に起因することもある)。たとえば、航空機同士の交戦は、あたかも2機のジェット機が単に空中で無差別級ケージマッチを行ったかのように、脈絡な

主張:台湾の軍事力、防衛体制、情報収集能力にはこれだけの欠陥がある。近代化が遅れている台湾軍が共同運営能力を獲得するまで危険な状態が続く。

iStock illustration 台 湾の防衛力強化は、米国にとり急務だ。台湾軍の訓練教官として台湾に配備した人員を、現状の 30 人から 4 倍の 100 人から 200 人にする計画が伝えられている。 議会は 12 月に 2023 年国防権限法を可決し、台湾の兵器調達のために、 5 年間で 100 億ドルの融資と助成を予算化した。 さらに、下院中国特別委員会の委員長であるマイク・ギャラガー議員(ウィスコンシン州選出)は最近、中国の侵略を抑止するため「台湾を徹底的に武装させる」と宣言している。マクマスター前国家安全保障顧問は、台湾への武器供与の加速を推進している。ワシントンでは、台湾の自衛を支援することが急務であることが明らかである。 台湾軍の近代化は大幅に遅れている こうした約束にもかかわらず、台湾は近代的な戦闘力への転換を図るため必要な軍事改革に難色を示したままである。外部からの支援が効果的であるためには、プロ意識、敗北主義、中国のナショナリズムという 3 つの無形でどこにでもある問題に取り組まなければならない。 サミュエル・ P ・ハンチントンは著書『兵士と国家』で、軍のプロフェッショナリズムの定義として、専門性、責任、企業性という 3 つを挙げている。責任感は、 " 暴力の管理はするが、暴力行為そのものはしない " という「特異な技能」と関連する。 台湾の軍事的プロフェッショナリズムを専門知識と技能で低評価になる。例えば、国防部は武器調達の前にシステム分析と運用要件を要求しているが、そのプロセスは決定後の場当たり的なチェックマークにすぎない。その結果、参謀本部は実務の本質を理解し、技術を習得することができない。 国防部には、政策と訓練カリキュラムの更新が切実に必要だ。蔡英文総統の国防大臣数名が、時代遅れの銃剣突撃訓練の復活を提唱した。この技術は 200 年前のフランスで生まれたもので、スタンドオフ精密弾の時代には、効果はごくわずかでしかないだろう。一方、台湾が新たに入手した武器の多くは武器庫や倉庫に保管されたままで、兵士の訓練用具がほとんどない。 かろうじて徴兵期間を 4 カ月から 1 年に延長することは、適切と思われるが、同省は、兵士に直立歩行訓練を義務付けるというわけのわからない計画を立てている。直立歩行は 18 世紀にプロ