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防衛省は月曜日、ロシア海軍の艦船14隻が、来週開始予定のロシアの軍事訓練に先立ち、西太平洋からラペルーズ(宗谷)海峡を通過し、日本海に入ったと発表した。
土曜日、4隻のロシア艦がラペルーズ海峡の東北東161マイルの海域を西向きに航行しているのが目撃された。防衛省の発表では、駆逐艦RFSマーシャル・シャポシニコフ(543)、コルベット艦RFSグレミャーシチー(337)、RFSソヴェルシェヌィ(333)、RFSロシア連邦の英雄アルダー・テュデンツァポフ(339)であると確認された。日曜日、さらに 10 隻のロシア艦がラペルーズ海峡の東北東 50 マイルの海域を西に航行しているのが目撃された。コルベットRFS Metel(323)、RFS MPK-221(354)、RFS R-14 (924)、RFS R-18(937)、RFS R-11 (940)、RFS R-19 (978)、ミサイル観測艦RFS Marshal Krylov(331)、ドブナ級補給艦、病院船 Irtysh、 Sliva 級タグであった。
その後、海上自衛隊の高速攻撃艇「くまたか」(PG-827)、海上自衛隊八戸航空基地第2航空群のP-3Cオライオン海上哨戒機(MPA)が監視する中、日本海に向け西航した。
ラペルーズ海峡は、ロシアのサハリン島と日本の北海道を隔てる国際水路。日本海とオホーツク海を行き来するロシア太平洋艦隊の艦船が定期的に通過し、両海域は艦隊の作戦区域の一部となっている。日本は、ロシアと中国両国の艦艇の行動を注意深く監視している。日本の岸信夫防衛相(当時)は6月、日本周辺を航行するロシアと中国海軍の水上行動部隊の行動は、東京を不安にさせるために行われていると述べた。
14隻のロシア艦船はロシア太平洋艦隊の所属で、8月30日から9月5日まで行われるボストーク2022戦略軍事演習に参加するため移動したようだ。日本は7月28日、日本が領有を主張しロシアが占領中の南クリル諸島の4島で演習を行わないようロシアに要請した。中国は今月初め、インド、ベラルーシ、タジキスタン、モンゴルとロシア演習に参加すると発表した。
「中国軍の演習への参加は、現在の国際・地域情勢とは無関係であり、参加各国軍隊との実践的・友好的協力を深め、戦略的調整のレベルを高め、安全保障上の各種脅威への対処能力の強化を目的としている」と、8月17日発表にある。
月曜日に統合幕僚監部は、日曜日にロシアのコルベットRFSグロムキー(335)が福江島の西約168マイルを東に航行するのを目撃し、その後対馬海峡を通って日本海に北上したと発表した。高速攻撃機JSしらたか(PG-829)と厚木基地第4航空群のP-1 MPAがロシアのコルベットを監視し、8月12日に対馬海峡を南西に航行しているのを目撃したと報告した。グロムキーは、8月17日から日曜日にかけ開催されたシーカップに参加するため、中国の青島に向け航海していた。シーカップは、水上艦艇による競技会であり、8月26日に終了するロシア主催の国際陸上競技大会2022の一部。■
14 Russian Warships Enter Sea of Japan Ahead of Major Military Exercises
By: Dzirhan Mahadzir
August 23, 2022 4:27 PM
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