ペロシ大統領専用機の台湾訪問の安全確保 国防省が航空安全回廊を開設
ナンシー・ペロシ米下院議長が本日夜、台湾を訪問する予定だが、国防部航空局と海軍海員旅団は今朝、米大統領専用機の安全を確保するため、緊急部隊の配備を完了させた。 (撮影:Zhang Zhewei)
共産主義の脅威に直面し、三軍は本日、「準備指導強化期間」に入り、戦力調整を行ったと国防省は発表した。 海軍の基隆(ギデオン級)と成都(ペリー級)は東北海域に配置され、空軍のジェット機と協力して、ペロシ下院議長の安全を確保するための航空安全回廊を構築した。
台湾と米国の軍用機および軍艦が長年にわたって識別コードと通信ガイドラインを完成させたため、米軍レーガン空母打撃群がフィリピン海に入り、米国の幹部機の飛行安全を確保したことが理解される。米軍VIP機が台湾防空識別圏に入る前に米台軍が共同訓練を行い、艦艇が情報連鎖で情報を伝達することで、米軍VIP機の情報を同時に全て把握し、台湾・米海空軍と事前共同訓練を実施する。
海軍の基隆級艦船(写真)と成宮級艦船は東北海域に位置し、空軍のジェット機と協力して、台湾に来る米軍幹部のジェット機の安全を確保するための航空安全回廊を構築している。
また、国防部は、中国が軍用機で海峡の中心線を越えたり、共同訓練で南西部から台湾の防空識別圏に空と海の作戦を展開したりすることを懸念している。
国防部は2日午前、「準備誘導強化期間」を8月2日0800時から4日1200時までとし、共産軍の脅威に応じて調整するよう指示した。 メッセージは、国軍が戦闘態勢のレベルを上げず、戦闘態勢の部隊数を増やし、休暇を規制し、将校に宿営を義務付けていないことを3軍に指示した。 国軍にできることは、海峡監視を強化し、予備兵力の配備期間を短縮し、共産軍に対する可能な対策を常に検討することである。
しかし、起こりうる中国の措置に対応するため、国防部はすでに戦闘態勢を強化するために動員している。 同部によると、空軍の防空部隊と海軍部隊は有事配備を完了し、台湾海峡でPLA軍機と軍艦を警戒するため、それに見合った数を増派する予定であるという。
国防部は最近、国軍は予期と許容の原則で共産軍の動態を把握し、各種の作戦計画と有事計画を完成させたと表明している。国軍は共同情報監視方式により台湾海峡周辺の共産軍の動態を把握が可能である。■
朱明 2022年08月02日 11:08:00
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