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次世代エイブラムズ戦車 エイブラムズXのコンセプトモデル公開へ

  AbramsX Next Generation Main Battle Tank Breaks Cover

General Dynamics video Screencap



 

将来の主力戦車となるエイブラムスXのコンセプトが初公開された

 

 ェネラル・ダイナミクス・ランドシステムズGeneral Dynamics Land Systemsは、エイブラムズX次期主力戦車コンセプトの実物を正式に公開した。今週初め、本誌はこの機能満載のM1エイブラムスの進化に関する最新情報を書き上げたが、今週ワシントンDCで開催される米陸軍協会のイベントに先立って、実際のハードウェアを見られた。

General Dynamics Land Systems 社が新たに公開した エイブラムズX のビデオをご覧ください。

 エイブラムスXは、複数の電子光学照準器や30mmチェーンガンを装備したリモート・ウェポン・ステーションなど、砲塔を大きく改良されており、未来の戦車に見えることは言うまでもない。スナイパーグレーのような都市型迷彩に、鋸歯状のスカートに沿ったカウンターシェーディングを施し、XM360由来の120mm砲とポート付きマズルブレーキも非常に未来的な印象を与えている。

 しかし、この重装甲戦車で最もエキサイティングな特徴は、戦車の奥深くに埋められたハイブリッドパワートレインだ。ジェネラル・ダイナミクスによれば、なんと50パーセントの燃料節約になるという。エイブラムスの燃料を大量に消費するタービン・エンジンは、長い間、物流と性能のトレードオフの関係だった。このハイブリッド・システムにより、エイブラムズXはアイドル状態でも静かに作動し、場合によっては低速走行も短時間可能となり、戦術的に大きな利点となる。

 自動装填式弾薬システムの無人砲塔は、乗員を4人から3人に減らした。これで生存率を高め、砲塔にスペースを空けてより多くの機能を導入でき、大きな魅力となる。また、乗員削減は、世界各国の軍隊が望む上位事項だ。エイブラムスXは、巨大化するM1型戦車のトレンドに逆らい、先代より軽量化されています。

 この戦車のデジタルバックボーンは、KATALYST Next Generation Electronic Architecture(NGEA)と呼ばれる。戦車の全システムを接続し、ハードウェアのアップグレードやソフトウェア変更を容易にすることで、従来型戦車より優雅に年を重ね、戦術的な現実や技術の変化に素早く対応できる。

 

移動中のエイブラムズX (General Dynamics video screencap)

 

砲塔には、対人榴弾、アクティブ保護システム、分散型開口カメラシステム(DAS)など、その他装備用のスロットがある。車体前面には、運転手用の高度なセンサー群があり、DASアーキテクチャにフィードし360度のビデオフィードを提供できるようだ。拡張現実により、乗員は車体を「透視」した状況認識を大きく飛躍させ、周囲にある関心対象をデジタルで強調表示できる。

 エイブラムズX構想では無人地上車両との連携機能も含まれる。

 とはいえ、実車を目にできるのは感動だ。

 まだコンセプト車だが、ウクライナの事件後、アメリカ陸軍と米同盟国は間違いなくこの戦車の運命を再評価している。そう、無人砲塔を備えたエイブラムズXは、間違いなく可能性を秘めている。

 私たちは今週、米陸軍協会イベントに出席し、ジェネラル・ダイナミクスのエイブラムズXについてもっと多くのことがわかる。また報告する。■

 

AbramsX Next Generation Main Battle Tank Breaks Cover | The Drive

BYTYLER ROGOWAY| PUBLISHED OCT 9, 2022 2:50 AM

THE WAR ZONE


コメント

  1. RWSに30mm砲を装備しているのは主砲弾が大型化して搭載弾数が減って、12.7mm銃以上主砲未満の敵を撃つのに主砲弾を使いたくなくなったからでしょうか。

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