SM-6 launches from guided-missile destroyer USS John Paul Jones on Aug. 29, 2017. MDA Photo
国務省からの議会通達によると、日本は450百万ドルの兵器購入パッケージの一部として、アメリカに続きスタンダードミサイル6を配備する最初の国になるようだ。
木曜日付の通達によると、日本は議会承認を待ち、レイセオンSM-6ブロックIsを最大32基の購入が条件付きで承認された。
「提案されている売却は、地域の潜在的な敵対者に対する日本の防空・弾道ミサイル防衛能力を向上させる。また、日米安全保障同盟に最新・最先端の能力を提供し、日本の防衛における米軍への依存度を下げ、日米の軍事的相互運用性をさらに向上させる。日本には該当ミサイルを自国軍に吸収することに何ら困難はない」と通達に書かれている。
この通達は、日本、韓国、オーストラリアのミサイル購入を条件付きで承認した2017年の米国防総省の決定を受けたもので、当時USNIニュースが報じた。
3カ国はいずれも、イージス戦闘システムのベースライン9を搭載した誘導ミサイル艦を実戦配備している。ベースライン9では、艦船のセンサーに加え、他の艦船や航空機からの照準情報がSM-6に入力できる。
オーストラリアのホバート級誘導弾駆逐艦3隻、日本のあたご級、まや級駆逐艦2隻、韓国の世宗大王級駆逐艦3隻がベースライン9を搭載する。
SM-6は、対空戦、対地戦、限定的な弾道ミサイル防衛能力の3モードを備えるが、すべての機能が3カ国すべてで利用できるとは限らない、とUSNI Newsは理解している。
特に、米海軍とミサイル防衛庁MDAは、終末期の弾道ミサイルに対するSM-6ミサイルの有効性を証明するため、何度もテストを行っている。
昨年、当時MDAのイージス弾道ミサイル防衛プログラム執行官だったトム・ドゥルガン少将は、SM-6を「極超音速ミサイル防衛での主要な防衛能力」と呼んでいた。
日本の駆逐艦も弾道ミサイル防衛用SM-3を搭載している。 日本は弾道ミサイル防衛任務に特化した2万トン級艦艇二隻を建造すると、USNI Newsは先月報じた。■
Japan Set to Buy SM-6s in Potential $450M Deal, Says State Deptartment - USNI News
By: Sam LaGrone
October 20, 2022 6:34 PM • Updated: October 20, 2022
About Sam LaGrone
Sam LaGrone is the editor of USNI News. He has covered legislation, acquisition and operations for the Sea Services since 2009 and spent time underway with the U.S. Navy, U.S. Marine Corps and the Canadian Navy.
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