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F-35エンジン部品で見つかった中国製磁石は安全保障上問題がないようだが、米国が中国二神経を尖られせていることがわかるエピソードになった

 

 

 

米中両国の緊張が高まる中で、部品調達で恥ずかしい事実が暴露されたが、F-35プログラムへのリスクは低いかゼロのようだ

 

 

ンジン部品の合金が中国製だったとはいえ、戦闘機へのリスクはないだろう。

 F-35の材料を調達する契約担当者は先週、戦闘機のエンジン部品である磁化合金が中国製だったことを明らかにした。衝撃的な事実ではあるものの、F-35戦闘機の能力を損なうものではなさそうだ。

 「安全保障への影響(もしあれば)と耐空性や安全性への影響(もしあれば)の2つを調べている」と国防総省は先週末、記者団に「今のところ、何もないようだ」と説明した。

 「もし、そのどちらでもないとわかれば、適用除外を受け、交換し、生産ラインを再び動かせるだろう。かなり早く解決されることを望んでいる」 。

 F-35事業の広報官は、USNIニュースに対し、同機のセキュリティは損なわれていないと語った。「我々は、磁石が情報を伝達したり、航空機の完全性を損なったりしないと確認しており、この問題に関連する性能、品質、安全、セキュリティのリスクはなく、稼働中F-35の飛行運用は通常通り継続される」。

 磁化合金はF-35のエンジン部品の一部であるが、航空機の電子部品には直接接続されていない。

 中国から調達した合金を含むF-35部品を生産しているハネウェルも声明を発表した。

 「ハネウェルは、顧客との契約要件をすべて満たし、それを上回る高品質の製品を供給することに引き続き尽力します。我々は、DODおよびロッキード・マーティンと緊密に協力し、ハネウェルがF-35に供給する製品について、これらの約束を引き続き達成することを確実にしています」。

 この合金の存在が明らかになったことで、国防総省はF-35の主契約企業であるロッキード・マーティンから、状況をよりよく理解し、プログラムへのリスクがどの程度になるか評価するまで、F-35の納入を停止させた。

 しかし、ロッキード・マーティンは国防総省に対し、プログラムへのリスクはないと断言した。

 「私たちは、パートナーや国防総省と協力して、サプライチェーン内での契約遵守を徹底しています。磁石は、プログラムの機密情報を見ることもアクセスすることもできません。F-35は飛行しても安全であり、我々はDoDと協力しできるだけ早期に問題を解決し、納入を再開するよう取り組んでいます」。

 つまり、部品調達でバツの悪い事実が浮かび上がったが、米中間の緊張が高まっていることを考えれば、F-35プログラムに対するリスクは、低いかゼロでのようだ。■

 

Made in China? Why Chinese Components Were Found Inside the F-35 | The National Interest

 

September 12, 2022  Topic: F-35  Region: Americas  Blog by Caleb Larson 

 

Caleb Larson is a multimedia journalist and defense writer with the National Interest. A graduate of UCLA, he also holds a Master of Public Policy and lives in Berlin. He covers the intersection of conflict, security, and technology, focusing on American foreign policy, European security, and German society for both print and radio. Follow him on Twitter @calebmlarson

Image: Reuters


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