中国にあらわれた新型トリマラン型潜水艦はミサイル16発を搭載し、水上発射する奇異な設計
China’s New Trimaran Submarine: 16 Missiles And An Unconventional Design
Naval News
2026年10月28日公開
H・I・サットン
https://www.navalnews.com/naval-news/2026/10/chinas-new-trimaran-submarine-16-missiles-and-an-unconventional-design/

中国で試験中のトリマラン型潜水艦は、冷戦時代の巡航ミサイル潜水艦を再解釈したものと見なすことができ、水面から浮上し、予期せぬ方向から強力なミサイルを一斉発射するよう設計だ
中国は他のどの国よりも多様な潜水艦を建造している。同国は、量産に向けた野心的な新設計を準備する一方で、無人装備分野でも着実に前進している。しかし、このユニークなトリマラン艦は、中でも最も異色なものに見える。
東太平洋のどこかで、スノーケルマストが海面をかすめている。これは、水底に潜む艦艇の存在を示す唯一の目に見える兆候だ。標的データを伝送する暗号信号が届く。潜水艦が浮上すると、他のどの海軍の潜水艦とも異なるトリマラン型船体が姿を現す。このユニークな構造により、水上安定性が大幅に向上している。その直後、中央船体に組み込まれた大型格納庫がスライドして開き、16基のミサイル発射管が発射位置まで上昇する。約1,500km(930マイル)離れた場所で敵の空母打撃群が射程圏内に入った。これは普通の潜水艦ではない。世界でも類を見ない艦艇なのである。
上記のシーンは、この新型潜水艦で想定される運用を示している。以前は「半潜水型兵器運搬艦」と称されていたが、公式名称や西側諸国による呼称はまだ定まっていない。同艦は現在、渤海にある葫蘆島で試験中だ。もともとは中国南部の広州で建造され、今年初め中国北部へ移送された。
