Czech Republic Selects F-35, Plans To Order 24
Tony Osborne July 20, 2022
https://aviationweek.com/shownews/farnborough-airshow/czech-republic-selects-f-35-plans-order-24
ファーンボロー-チェコ共和国は、ロッキード・マーティンF-35共用打撃戦闘機を選択し、24機を購入する。
チェコのヤナ・チェルノホヴァ国防相は7月20日、同戦闘機に関するワシントンとの交渉開始を発表した。チェルノホヴァは、2個飛行隊24機のF-35A購入の協議を開始するため省庁間交渉チームが結成されたと述べた。
チェコ共和国はデンマークに次ぐヨーロッパで最も小さなF-35戦闘機隊になる。しかし、サーブ・グリペンC/D14機をリースしているチェコ共和国にとっては、大幅な能力アップとなる。チェルノショヴァによれば、F-35購入は、「将来の戦場の任務要件を満たすのは、最先端の第5世代戦闘機だけ」というチェコ軍分析に基づき決定された。
同機はすでに欧州数カ国で運用中で、隣国ポーランドでも選ばれていることから、「費用対効果の高いソリューション」と判断された。これにより、「協力、共同訓練、能力共有が強化される」と関係者は述べている。
チェルノホヴァは、グリペンのリース契約は2027年終了するため、今回決定になったと付け加えた。
プラハの発表は、スウェーデン政府がチェコ共和国が14機のグリペンを無償で保有する可能性を示唆してからわずか2週間後に行われた。
プラハのF-35選択は、ロッキード・マーチンが過去18ヶ月間にフィンランド、ドイツ、スイス、オランダからの追加注文を含め、ヨーロッパで発注と採択を増やしている中で追加となる。
チェコ国防当局者は、同国の戦闘機隊で増強が必要と述べている。安全保障状況の悪化を考えれば、任務の遂行規模は増え続けると予測している。■
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