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新型戦略爆撃機H-20か、PLAAFビデオに謎の機体の輪郭が登場。必死に観測を否定しようとする環球時報の記事を御覧ください。

 

 

中国人民解放軍(PLA)空軍が公開した隊員採用ビデオに映し出された、名称不明の航空機 Photo: Screenshot from the PLA Air Force 2021 recruitment video

 

 

国は、戦略的・歴史的に極めて重要な機体の飛行試験を計画中と、中国最大の軍用機メーカーで飛行試験センターを統括するトップが最近述べている。

 

 

発言は、国有企業の中国航空工業集団公司(AVIC)傘下の中国飛行試験センターの責任者Ge Hepingが、火曜日に行われた試験関係者の動員集会で行ったもの、と人民日報海外版の新しいメディアプラットフォームXiakedaoが水曜日、同センターのプレスリリースを引用して伝えている。

 

Geは、同機開発に携わる全員に対し、この任務完遂が極めて重要であるのを十分に認識するよう促した。

 

報道とプレスリリースのいずれも、同機の名称や特徴を明らかにしていない。

 

多くのネットユーザーは、問題の機体は長い間噂されているH-20戦略ステルス爆撃機ではないか、と推測している。戦略兵器だけに、戦略的・歴史的意義があるとの表現がふさわしいとの意見もあった。

 

中国人民解放軍空軍は2021年1月、次世代長距離戦略ステルス爆撃機を、人材採用ビデオの一場面に盛り込み、全翼機形状であるとのヒントを与えた。

 

また、2018年5月公開のAVICによるプロモーションビデオでは、同様の機体の前面輪郭が布で覆われており、全翼機デザインが米B-2爆撃機に似ていることが示唆されていた。

 

こうした公式のヒントを踏まえると、新型機がH-20ではないかとの一般市民の推測は理にかなっているが、過剰解釈かもしれないと、中国の航空産業発展を追跡する中国専門家は1日、匿名を条件に環球時報取材に答えた。

 

この未知の航空機は、J-15艦載戦闘機のカタパルト発射型とされるものや、J-35艦載ステルス戦闘機とされるものなど、他の可能性もあると同専門家は指摘している。中国3隻目の空母である8万トン級、電磁カタパルト装備の「福建」に搭載する見込みの機体であり、戦略的、歴史的意義があることは間違いないと指摘した。

 

とはいえ、中国の航空開発に新たな進展が見られるのは喜ばしい、と専門家は述べた。

 

1959年設立の同飛行試験施設は、AVIC飛行試験センターとも呼ばれ、軍用機、民間機、航空エンジン、航空機器などの航空製品の検証および飛行試験を実施する資格を有する中国唯一の国家レベルの組織だ。■

 

 

 

China to conduct flight test for aircraft of key 'strategic, historic significance' - Global Times

By Liu Xuanzun

Published: Jul 07, 2022 11:09 PM

 


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