ドイツの戦後コンセンサスが崩壊中
Why Germany’s Postwar Consensus Is Failing
The National Interest
2026年7月22日
フィリップ・ガスパール
軍事航空、ISR、 無人機、サイバー、宇宙、安全保障、最新技術....防衛産業、軍事航空、軍用機、防衛関連宇宙開発等の最新技術動向を海外メディアからご紹介します。民間航空のニュースは「ターミナル1」をご覧ください。航空事故関連はT4へどうぞ。無断転載を禁じます。YouTubeでご利用の際はあらかじめご連絡ください。
有権者の30%もの支持があるAfDを「極右」とか、「ポピュリズム」と決めつけ排除しようとする、劣化したリベラルの政治家やメディアは、異なった考えを持つ他者を理解できず、理解しようともしないのだろう。このような連中が政治や報道を担う限り、民主主義の劣化は止まらない。そして、劣化したリベラルは、そのことを認識していない。
返信削除ドイツの現在の状況は、とても民主主義と言えない村八分政治であり、この現象は筆者が述べるように、ドイツに限ったことではない。本当に必要なのは、議論し、相互理解し、亀裂を埋め、互いを変え、AfDを体制内に取り込むことであるが、この作業を放棄する限り、政治の安定は望めない。
また、万一妥協を知らない頑ななAfDが、政権を取れば、分断と対立は急速に高まり、内戦まがいになるかもしれない。
ドイツ以外でも、フランスで同様な村八分政治が見られるが、EUの主要国がこの有様では、EU崩壊が近いのかもしれない。そうなれば、NATOも終了するかもしれない。こうなるとただでさえ深刻な対立を内包する欧州は、世界大戦前夜の再現のような状況に陥る可能性が高いだろう。もしそうなら、世界は、地域紛争に留めるよう努力すべきだ。
そして、その後、戦争の勃発の有りなしに関わらず、欧州は、域内外に様々な分断を深め、なお一層の没落に向かうことになる。欧州の政治、経済のみならず、文化の衰退は、歴史の必然かもしれないとも思える。欧州は、二度も世界大戦を引き起こした、近世の世界の災厄の原点であるからなおさらだ。