ウクライナ戦の死傷者は40万人を超えたとの推計。一方、両軍で捕虜の存在も無視できない。ウクライナ戦の最新状況

 

Excalibur Attack from Ukraine

ウクライナ戦争は続いており、両軍が恐ろしいスピードで兵員を失い続けている。▼両軍合わせると、死傷兵は40万人以上にのぼるとみられる。▼しかし、死傷者以外に捕虜の存在を忘れてならない。

捕虜の交換

戦闘の激しさと、兵士や市民に対するロシアの戦争犯罪へのウクライナ人の深い憎しみは、捕虜にとって良いニュースではない。▼軍隊は残忍な行為に応じる傾向があり、事件に関するニュースは接触線上で野火のように広がる。▼双方の軍隊が捕虜を取らないという選択をした例も数多くある。▼しかし、ロシア軍が捕虜を取らないことを常としているのとは対照的に、ウクライナ軍は可能であればロシア軍を捕らえようとしている。▼捕虜は、計画や意図だけでなく、部隊の士気についても良い情報を提供する。▼ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ウクライナ国民に向けた演説で「ロシア軍捕虜が増えれば増えるほど、我々の国民が戻ってくる」と述べている。

最新の捕虜交換が今週行われ、8人の将校と98人の下士官と下士官が解放された。▼「非常に重要なのは、この106人の多くについてまったく情報がなかったことだ。彼らは行方不明とみなされていた。しかし彼らを発見した」。ウクライナ大統領は、「我々は彼らを家に連れ帰った」と付け加えた。▼全体として、ウクライナ政府は数百人の部隊を送還することができたが、そのほとんどはマリウポリ、セベロドネツク、リシチャンスク、バフムートなどの戦闘で鍛えられたベテラン兵だ。▼送還された部隊は、何カ月もロシアに拘束されていたため、最高の状態とは言えないものの、良い経験を積んでおり、作戦はともかく、おそらく訓練で役割を果たすことができるだろう。

ウクライナ軍は戦争を通じて深刻な犠牲者を出しており、経験豊富な兵士が一層重要差を増している。

ウクライナにおけるロシア軍の死傷者

一方、ロシア軍のウクライナ侵攻から456日目、ロシア軍は大量の死傷者を出し続けている。▼ここ数日、死傷者数は約400人と減少している。▼ウクライナの大規模な反攻が背後に迫っているため、この率は間もなく再び上昇すると予想される。▼全体として、ウクライナ国防省は、金曜日時点で、約20万5720人のロシア軍を死傷させ、戦闘機、攻撃機、爆撃機、輸送機310機、攻撃ヘリコプターと輸送ヘリコプター296機、戦車3796台、大砲3384門、装甲人員輸送車・歩兵戦闘車7435台を破壊したと主張している。▼また多連装ロケットシステム（MLRS）570基、ボートおよびカッター18隻、車両および燃料タンク6,161基、対空砲台328基、戦術的無人航空機システム2,910基、橋渡し車などの特殊装備プラットフォーム446基、移動式イスカンデル弾道ミサイルシステム4基、ウクライナ防空隊が撃ち落とした巡航ミサイル1,015発を破壊したという。■

Scary Ukraine War Stats: 400,000 Dead or Wounded (And Lots of Prisoners...) - 19FortyFive

By

Stavros Atlamazoglou

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A 19FortyFive Defense and National Security Columnist, Stavros Atlamazoglou is a seasoned defense journalist specializing in special operations, a Hellenic Army veteran (national service with the 575th Marine Battalion and Army HQ), and a Johns Hopkins University graduate. He is currently working towards a Master’s Degree in Strategy, Cybersecurity, and Intelligence at the Johns Hopkins University’s School of Advanced International Studies (SAIS). His work has been featured in Business Insider, Sandboxx, and SOFREP.

In this article:

Prisoner Swap, Putin, Russia, Ukraine, War in Ukraine, Zelensky