2021年7月23日金曜日

ステルスは結構だが、ミサイル4本しか機内搭載できないF-35Aではあまりにも心もとない。これに対しF-15EXはミサイルトラックでなんと22本も運用可能というのだが....

 

F-35ではステルスモード中の兵装搭載量が限られることが運用側の最大の不満点だ。

2020年3月、当時の防衛相河野太郎は次期戦闘機はロッキード・マーティンF-35ステルス戦闘機を上回る空対空ミサイルを搭載する必要があると発言した。「ネットワーク機能を強化し、高度ステルス性能が必要となる。F-35以上のミサイル本数を搭載する」と河野は記者団に語っていた。

 

この要求は突然出てきたわけではない。ステルスモードではF-35の兵装搭載量が限定されることが運用側の最大の不満点だ。通常離陸型F-35AはAIM-120空対空ミサイルを機内にわずか4本を搭載するだけだ。

 

外部搭載すれば機体のレーダー探知性が犠牲になる。ステルス性を維持するため同機は兵装類を機内搭載する必要がある。だが、それでは兵装搭載量が限定され、ミサイル本数が重視される戦闘場面で不利になる。

旧式かつ非ステルスのロシアや中国の戦闘機は空対空ミサイルを12本以上搭載する。中でもロシアのSu-57ステルス戦闘機、中国のJ-20ステルス戦闘機は機内にミサイル6本搭載できる。米F-22は機内に8本搭載可能な設計だ。

 

米空軍がボーイングの性能向上型F-15EX導入を決めたのはミサイル搭載量の多さが決め手だった。F-15EXは144機調達する。空軍はF-35Aを200機超運用中で、毎年50機近く調達する。F-15EXとF-35Aはともに機体単価が100百万ドル近くになっている。

 

F-35がミサイル4本を搭載するのに対し、F-15EXは最大22本を運用可能だ。ミサイル22本となると重量、抗力が犠牲となり、通常の作戦では不利となる。そこまでの本数でなくてもF-15EXはF-35の二倍、三倍のミサイルを戦闘に楽々投入できる。

 

日本が新型戦闘機F-3でミサイル搭載本数を増やすのなら、F-22並みのミサイル機内搭載性能を実現するか、あるいはステルス性能は断念しF-15EX並みの搭載量とすべきだろう。

 

一方でロッキードはF-35機内にもっと多くのミサイルを搭載する方向を模索している。「社内研究開発をここ数年続けて設計構想が固まり、空対空ミサイル6本をF-35AおよびF-35Cの機内兵装庫に搭載できるめどがついた」と同社広報がBreaking Defenseに伝えている。「ミサイル2本の追加でF-35の威力、生存性を高めながら低視認性はそのまま維持できる」

 

だがこの構想ではF-35の機内兵装庫の改修が必要となる。運用中の各国が改修費用の追加負担に応じるかは不明だ。■

 

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Overloaded: Japanese F-35 Fighters Can Shoot More Missiles Than America’s

by David Axe 

July 23, 2021  Topic: Japan  Region: Asia  Blog Brand: The Reboot  Tags: F-35MilitaryF-3JapanTechnologyWorld

 

David Axe served as Defense Editor of the National Interest. He is the author of the graphic novels  War Fix, War Is Boring and Machete Squad.

This article first appeared in April 2020.

Image: Wikipedia.


 

中国が米民間機の台湾着陸にも軍用機が原型だからとケチをつける。領空領海接近への断固対応など言っていることがダブルスタンダードでおかしい。

 ご注意 以下の記事はCCPの機関紙環球時報英語版の論調をお伝えし、誇張や解釈を加えず原文をそのまま掲載しています。それにしても環球時報の記事は面白いですね。中文版もこんな感じなのでしょうかね。やたらと台湾島という表現が出るのも大陸の価値観なのでしょう。日本も島国ですので同じ扱いなのでしょうね。

   

桃園国際空港に着陸した米 L100-30 機。 July 19. SCMP

 

国が7月19日に軍用機原型の民生派生型機を台湾に送ったのは「サラミ切り」式挑発の一環であり、台湾分離勢力に誤解を与えかねないと中国国内識者が述べている。

 

件の機体はL-100-30機で米国台湾協会(AIT)がチャーターした。原型は米軍C-130輸送機だ。台北のニュースサイトudn.comは7月19日に同機が着陸し、貨物を下ろし一時間ほどして離陸したと報じた。

 

今回はAITが民生用途で運用したとしても、元が軍用機であり挑発となったことにかわりない。

 

L-100-30を台湾島へ着陸させたことで米国は「サラミ切り」戦術を実行し、軍用機を民間機に偽装させたと在北京軍事専門家は匿名条件で環球時報へコメントしている。

 

米軍は民間機に偽装し中国沿岸、島しょ部分、環礁部分で近接偵察作戦を実行しており、一部は防衛請負企業が運用し、また識別コードを民間機として投入していると専門家は指摘。米軍が次回台湾島へ着陸する際も同じ方法を使う可能性があるという。

 

今回のL-100-30の前に7月15日に米空軍のC-146A、6月6日にC-17が台湾島へ着陸している。

 

C-146A, USAF

 

 

米軍が台湾島へ軍用機を頻繁に送っているのをうけ、中国は防空識別圏を台湾付近へ拡大し、台湾付近を飛行する機材を監視し、場合により軍用機を飛ばし機材の正体を解明し、必要に応じ追尾し排除していると同上専門家は指摘している。こうした対応を日常茶飯事にしてはならぬし、適切な対応策を講じるべきだとする。

 

 

人民解放軍陸軍、海軍は合同で揚陸演習を福建省沖の東シナ海で先週金曜日に行ったが、地理的には台湾島と台湾海峡の反対側で、実施はC-146Aの台湾到着の翌日となった。

 

金曜日にはPLAは浙江省で軍事演習を行い、台湾海峡の北端に近い場所で台湾島内のメディアはC-146A着陸との関連を取り上げていた。

 

中国は台湾島への米空軍機による着陸に重大な懸念を示し、外国艦船あるいは航空機が中国の領空や領海に立ち入れば深刻な事態を招きかねないと中国国防省報道官Wu Qianは述べ、米国に対し危険な火遊びをやめるよう警告した。■

 

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US military aircraft landing on Taiwan a provocation, must 

not become routine: experts

 

By Liu Xuanzun

Published: Jul 19, 2021 08:35 PM


2021年7月21日水曜日

KC-46の本格稼働はまだ先で、働き馬の活躍を続けるKC-135。アジャイル戦闘展開にも対応する最大の拠点フェアチャイルド空軍基地をAir Force Magazineが取材した。

 


fairchild kc-135

フェアチャイルド空軍基地(ワシントン州)、マクディル空軍基地(フロリダ州)のKC-135ストラトタンカー各機がフライトラインで離陸準備に入った。レッドフラッグ18-2の支援で、ネリス空軍基地(ネヴァダ州)にて。March 12, 2018. U.S. Air Force photo/Senior Airman Janelle Patiño

 

軍の空中給油活動のバロメーターが米国北西部ワシントン州のフェアチャイルド基地のフライトラインだ。

同基地は空軍唯一の「スーパー」給油航空団の本拠地であり、KC-135飛行隊四個が常駐する。そのうち97空中給油飛行隊は2019年編成され、2020年10月に初期作戦能力を獲得するや、即座に動員された。

第92給油航空団(ARW)は一個飛行隊を常時展開している。給油機は合計63機あり、空軍の給油需要に一義的に対応する部隊だ。

「どこよりも頼りにされることが多い部隊でなんといっても運用機材数が多い」と92ARW司令カシアス・T・ベントレイ大佐が語っている。「同時に隊員の粒がそろっているからでもある」

新型KC-46ペガサスの導入で空軍の給油機に大きな変化が始まる。KC-46が本格稼働するのは2024年以降だが、それまでに新型機に向け人員含め受け入れ態勢の整備が必要だ。機体構成で大きな変化となる。

マッコネル空軍基地(カンザス)が航空機動軍団のKC-46で主配備基地となり、その分人員とともにKC-135追加配備を受入れる基地が必要となった。そこでフェアチャイルドに目を向けたわけだ。

部隊追加でフェアチャイルドは給油機が最多の基地となった。フェアチャイルドが一国だとすれば、機数で中国、ロシアより多く世界第二位の規模の給油機部隊になる。

「要求は上がるばかりで、ミッション数増加に対応し機材人員を増強している」「フェアチャイルドは空軍の緊急対応部署になっている」(ベントレイ大佐)

フェアチャイルドの2020年飛行回数は前年を上回り、ソマリア撤退作戦では急な要請だったが対応した。クリスマス当日の朝にもミッションに対応した。「常時出動態勢にあり、まっさきに姿を現す部隊です」(ベントレイ大佐)

97ARSが2020年末に稼働開始し、フェアチャイルド基地の93ARSと交代した。同飛行隊はCOVID-19大量流行で動員され、KC-135部隊として最長期間にわたり運用された。同隊は再編成され、7月中旬にトルコのインチリック空軍基地に到着している。

各飛行隊は4カ月間隔で移動してきたが、6カ月間隔に変更される。これは航空機動隊の新モデルとして一個飛行隊を丸々投入する構想で、従来は各部隊から選抜した機材人員を小規模で送り込んでいた。

戦闘運用に向け常時一個飛行隊を展開するのに加え、フェアチャイルド基地の給油機は核非常時にも備え待機しており、本土防衛ミッションで戦闘機展開を支援し、爆撃機部隊に給油し、USAF他の部隊がレッドフラッグ等の演習に参加する際にも空中給油を提供する。

展開対象とならない搭乗員もアジャイル戦闘展開や全ドメイン指揮統制といったUSAFの進める対策に参画しているとベントレイ大佐は説明。

フェアチャイルド基地はエンジン稼働させたままのホットピット給油の充実をめざしている。今年3月から毎週木曜日に技能を磨いており、93ARSの搭乗員全員がホットピット給油を経験している。飛行団全体では隊員7割が訓練ずみだ。

フェアチャイルドのKC-135各機には別の貢献も期待されており、そのひとつが指揮統制機能だ。コックピットに42 Real-Time Information装置が搭載されつつあり、Link 16データリンクにより状況認識効果が向上する。改修は8月より開始となる。

同飛行団では空軍が目指すアジャイル戦闘展開に備えた訓練も展開している。本国以外に海外の過酷地も活用している。最近ではフェアチャイルド基地所属KC-135部隊が西太平洋ウェーキ島に展開した。インド太平洋での互角の戦力を有する敵勢力との戦闘で重要拠点になる場所だ。フェアチャイルド基地の各機は毎月一二回はこうしたミッションをこなしつつ、貨物搬送も行っている。

「135機は単純に離陸し給油後に帰投するだけと思われているのを変えたい。そこでアジャイル戦闘展開だ。給油以外にもっと多くの任務を実行する機材になっていく」(ベントレイ大佐)■

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Fairchild KC-135 'Super' Wing Deploys Nonstop

July 16, 2021 | By Brian W. Everstine


2021年7月20日火曜日

JSいずもの第一期改修が完了。かがの工期も判明。ただし、いずもを離着艦するのは米海兵隊F-35Bになる模様。海上自衛隊は運用ノウハウを慎重に習得する姿勢だ。

 Japan's Izumo Helicopter Destroyer Modified To Operate F-35B Fighters

いずも飛行甲板に新しいマーキングがついた。今後のF-35B運用に対応したものだ。 Picture by Japanese ship spotter @Alsace_class

 

上自衛隊のDDHいずもでのF-35B運用改修が第一段階を完了した。いずもは1年3カ月にわたる改修を終え2021年6月25日に横須賀母港に戻ってきた。

 

改修はF-35B運用能力の付与が目的で、5年ごとの大規模保守点検と並行してジャパンマリンユナイテッド横浜で2020年3月から行われていた。改修は二段階で、第一段階としてF-35B発艦用に飛行甲板全長にわたり黄色線がひかれ、同時に耐熱塗装が施されたと思われる。

 

防衛省は2020年度防衛予算で31億円をいずも改装に確保した。第二段階は2024年度末に予定され、次回の点検時に合わせ実施され、艦首部が現在の台形形状から四角形に変更され、F-35B運用に合わせる他、艦内区画も変更する。

 

姉妹艦かがも改修を受ける。中国新聞は2021年度末に予定と伝え、工期は14カ月としている。いずも改修は二期に分かれるが、かがは一回で完了させる。防衛省は2021年度予算で203億円をかが改修に計上している。ただし、Jane’s Defence Weekly東京特派員の高橋浩祐はかがの艦内区画改装は2026年度予定の大規模保守整備と併せて実施され、いずものF-35B運用改修が先に完了すると伝えている。

 

他方で航空自衛隊はF-35Bの42機調達のうち、2023年度までに18機を導入する。さらに2021年7月16日岸信夫防衛相から新田原航空基地(宮崎県)をF-35B配備先に選定したとの発表が出た。毎日新聞は2024年度に6機、2025年に2機がそれぞれ配備され、最終的に20機程度の飛行隊一個を編成すると伝えた。同基地は南西諸島にも近く、海上自衛隊の呉基地からも近い。かがは呉が母港なので周辺部の島しょ防衛含むかが運用に理想的な立地条件だといえる。

 

航空自衛隊のF-35B部隊の完全運用まで数年かかり、その間のいずもでの運用は想定していない。このため、改修後のいずもは米海兵隊のF-35B運用から開始し、海上自衛隊がF-35B運用のノウハウを体得してから航空自衛隊のF-35Bが同艦で離着艦を始めることになろう。■


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Japan's Izumo Helicopter Destroyer Modified To Operate F-35B Fighters

Yoshihiro Inaba  20 Jul 2021


MQ-9をアジャイル戦闘展開に投入する準備ができた。新しい自動離着陸機能の効果を実証した米空軍。

 着陸地に専用人員やインフラが配置していくてもすべて遠隔制御できる、ということなのでしょうか。一見するとどこがすごいのかわかりにくいのですが、それだけUAVの実際の運用をこちらが理解していないということなのでしょうね。理解がまちがっていたらすみません。


An MQ-9 Reaper from Creech Air Force Base, Nevada, lands at Holloman AFB, New Mexico.

US Air Force

An MQ-9 Reaper from Creech Air Force Base, Nevada, prepares to take off from Holloman AFB.

 

クリーチ空軍基地を離陸したMQ-9 リーパーがホローマンAFB(ニューメキシコ)に着陸した。 July 8, 2021. 556試験評価飛行隊が二日にわたるMQ-9用の自動離着機能の実証としてネリスAFBから機体を制御し、クリーチAFBからホローマンAFBまで移動させた (U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Jessica Sanchez)



556試験評価飛行隊(TES)がMQ-9リーパーの自動離着陸機能(ATLC)の完成度を2021年7月8日に実証し、発進回収設備や人員による誘導なしに実行した。この機能でMQ-9はアジャイル戦闘展開(ACE)に投入可能となり、MQ-9で予定されるソフトウェアアップグレードならびに新型小型機体制御ステーションで世界各地での同機運用の形態が一変しそうだ。


これまでのMQ-9の離着陸では専用の発進回収要員が着陸地点に待機する必要があった。だが今回は実証地から55.6マイル離れたネリス空軍基地の操作ステーションから衛星経由の操作でクリーチAFBのMQ-9が滑走路を移動し離陸した。556TESは機能を実証し、機体はATLCにより着陸したが、今週の実証で機能の限界がさらに押し上げられた。


テストは二日間にわたるもので、初日に556TESがクリーチAFBからニューメキシコのキャノンAFBまでMQ-9を飛行させ、着陸後、滑走路を移動させ再び離陸し、クリーチAFBに帰還させた。すべて衛星経由で行った。操作員はコックピット映像で自動着陸用の参照点を確保した。二日目には目的地はニューメキシコのホローマンAFBに変更され、チームは再び機能実証に取り組んだ。今回は標的捕捉ポッドを搭載し滑走路の状況を調査させ、ATLCチームに必要な基地内の状況を伝え、離陸させた。


当初公表のATLC手順ではMQ-9は滑走路へ移動してから、クルーが電子的に参照点を付け、機体は滑走路上に位置を決めることになっていた。ただ、今回の実証はもっと先に進んだものとなった。556TESが生み出した戦術があれば機体は一度も飛んだことがない外国にも移動可能となり、着陸用の特殊装備は無用となる。


「参謀総長の主張する空軍変革の加速化に我々も取り組んでいる」と556TES司令マイケル・チュミルスキ中佐が述べている。「今回の成功でチームがテストに取り組んだ真剣さを誇りに思う。これだけ迅速に、かつ空軍特殊作戦軍団及び第27特殊作戦航空団(在キャノンAFB)に加え空軍教育訓練軍団、第49航空団(ホローマンAFB)の支援を受けた。各方面の支援と忍耐強く見守ってくれた姿勢により今回のテストの大きな成果が得られ、一緒にとりくめたことに感謝している」


チュミルスキ中佐によればALTC機能はこれまでの遠隔操縦航空機部隊の運用そのものを変える存在だという。なお、次のソフトウェアのリリースは2022年春の予定で部隊は機動性を一層発揮可能になる。■


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MQ-9 Agile Combat Employment: A big step closer to reality

556th Test and Evaluation Squadron / Published July 15, 2021


2021年7月19日月曜日

ロシアから流出してきた新型第五世代機スホイSu-75「チェックメイト」は輸出市場向けに登場した模様。ロシア航空ショーMAKS 2021での展示が注目の的になりそう。

 


デジタル加工で合成したチェックメイトの全体像。(The Aviationist/Alex Snow using shots by @Сообщений / Paralay-Forum via A. Rupprecht)機体マーキングからスホイSu-75「チェックメイト」と見られる。



シアの新型第五世代機「チェックメイト」の興味深い画像がMAKS 2021エアショー開催前に流出している。まず、同機は黒いカンバスに覆われで姿を現し、その後地上展示された。スホイ設計局が開発したといわれる「チェックメイト」は国際市場で憶測を呼んでいる。

 

「チェックメイト」の写真がオンラインで2021年7月18日にネット上に流布しはじめた。中国航空界に詳しいアンドレアス・ルプレヒトによるものだ。

 

アレックス・スノーがルプレヒトが見つけてきた写真を合成し、「チェックメイト」の全体像を示してくれた。これで同機の設計思想の詳細がわかる。

 

Su-75チャックメイトの合成写真(Alex Snow via A. Rupprecht @Сообщений / Paralay-Forum)

 

同機が単発機であり、尾翼が斜め配置なのはすでに判明している。単座でデルタ翼、空気取り入れ口が下部についているのはX-32試作機を思わせる。興味深いのは同機にもSu-57フェロンの機体側部兵装庫と似たものがついていることだ。

 

X-32

 

デジタルでカモフラージュをつけているが、同機にRF-00075との機体番号があり、75ブルーという番号が見られる。ただし、今回の機体はモックアップであり実機ではないことは覚えておくべきだろう。

 

同機は輸出を狙ったものと考えており、ロシア企業Rostecが興味を引こうとティーザー広告をUAE、インド、ヴィエトナム、アルゼンチンの各国に展開しているのは採用を狙ってのためだろう。

 

MAKS 2021はあと数週間で開催され、当誌は特派員二名を送り込み、その他興味深いプロジェクト数点をお伝えする。■

 

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Here's The First Clear Image Of The "CheckMate", Russia's New Stealth Fighter Design

July 18, 2021 Military Aviation, Russia, Troubled Areas

DAVID CENCIOTTI

About David Cenciotti 

David Cenciotti is a freelance journalist based in Rome, Italy. He is the Founder and Editor of “The Aviationist”, one of the world’s most famous and read military aviation blogs. Since 1996, he has written for major worldwide magazines, including Air Forces Monthly, Combat Aircraft, and many others, covering aviation, defense, war, industry, intelligence, crime and cyberwar. He has reported from the U.S., Europe, Australia and Syria, and flown several combat planes with different air forces. He is a former 2nd Lt. of the Italian Air Force, a private pilot and a graduate in Computer Engineering. He has written four books.


環球時報(=CCP)は日本が発表した防衛白書をこう見ている。中身は読者が想像する通り。

  

 皆様おなじみ環球時報英語版が防衛白書発表で早速論評を発表しています。言っていることがことごとく日本初め西側世界と反対で宇宙人のような内容です。また、下の写真を掲げ、米国に隷属する日本の印象を伝えたいのでしょうが、日米同盟の本質を理解できないのでしょうね。日清戦争のころの中国でも同じような井の中の蛙の意見が主流だったのでしょう。まさしく歴史は繰り返す、ですね。

 

Japanese Prime Minister Yoshihide Suga greeted US Secretary of State Antony Blinken and US Defense Secretary Lloyd Austin. Photo: AFP

Japanese Prime Minister Yoshihide Suga greeted US Secretary of State Antony Blinken and US Defense Secretary Lloyd Austin. Photo: AFP

 

 

本が台湾問題で中国へ挑発を続けている。今週発表の防衛白書は台湾の安定を初めて取り上げた。

 

中国国内の観測筋は日本が台湾分離主義者の防衛に向かう、あるいは中国による再統一を妨害した場合、日本は「大敗し、結果は受け入れがたいものになる」と警告している。

 

最新の防衛白書は騎乗する武士を表紙に描き、日本国内でも批判を招いている。内容が「好戦的」で「歴史の逆行」とし、日本政府に憲法第九条を破り武力行使の権利を正当化しようとしているという。

 

白書では台湾海峡の安定を「これまでに増して重要になった」とし、脅威を与えているのは「増強を続ける軍事圧力が中国本土から出ている」ためとする。

 

「台湾をめぐる状況の安定を図ることが日本の安全保障にとって重要であり、国際社会の安定にもつながる」とある。

 

中国軍事評論家のSong ZhongpingはGlobal Timesに日本が台湾問題を利用し、軍事面での規制を緩和し、平和憲法を骨抜きにしようとしていると述べた。

 

それによると日本はまず台湾の統治機関による潜水艦建造を支援するとある。将来を見通せば日本が台湾向け武器販売を拡大する可能性があり、この場合中国には譲れない線を超えることになる。

 

3月16日の日米「2プラス2」以来日本は台湾問題をめぐり中国へ挑発を続けており、その内容は一層明確になってきたと黒竜江社会科学研究院北東アジア研究所長Da ZhigangがGlobal Timesに語っている。

 

ただし日本が台湾問題に軍事的に介入を決める、あるいは米軍に国内基地を使用させ中国の国家再統一を妨害する動きに出れば、中国は脅威と受け止め、日本は中国軍の攻撃目標となると専門家は一様に述べている。

 

日本にとって中国市場の持つ意味は大きく、「中国は日本に稼ぐことは許さず、安全保障と主権を脅かす」とSongは米国に追随し中国封じ込めに向かう日本へ警句を発した。また、台湾分離主義者を日本が支援すれば大きな敗北を迎えるとも述べた。

 

中国外務省報道官Zhao Lijian趙立堅は中国へ挑発を続ける日本政府を非難し、日本は中国への内政干渉をしており、中国の軍事力整備や軍事活動を批判し、中国の海洋活動へも無責任な言及をしており、いわゆる中国の脅威をあおっていると発言した。

 

報道官は台湾は中国の不可分な領土であり、台湾問題は純粋に中国の内政問題と述べた。中国はいかなる国にも台湾問題へ介入を許さないとし、「中国が再統一を必ず実現する」のが域内の平和安定に最善の道だとした。

 

在中国の軍事アナリストは匿名でGlobal Timesに対し、中国本土の軍事力はここ数年増強されており、日本の軍事力のはるか先を走っているとした。

 

米国でさえ、西太平洋での軍事勝利はおぼつかないので、「日本が中国に力で対抗できるはずがない」という。「米国は敗北しても逃げる場所があるが、日本に中国に近く逃げる場所がないことを日本は理解すべきだ」とした。

 

日本の防衛白書では中国が「一方的に力で現状を書き換えようとしている」とDiaoyu諸島(尖閣諸島)付近に言及している。

 

白書は中国艦船による同諸島付近での活動は「国際法違反」だと指弾している。

 

趙報道官はDiayou諸島付近は中国の不可分の領土であり、主権に基づき中国が同水域をパトロールするのは正当かつ合法的な活動と述べた。■

 

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Japan would 'lose badly' if it defends Taiwan secessionists

 

By Xu Keyue

Published: Jul 13, 2021 10:45 PM


2021年7月18日日曜日

PLAが不穏な動き。台湾強襲揚陸作戦を想定し、機雷の空中投下で米軍等の動きを封じる演習を展開。

  

Two JH-7 fighter bombers attached to a naval aviation brigade under the PLA Northern Theater Command taxi on the flightline where the snow blanket has been cleared during a flight training exercise in early January, 2021. (eng.chinamil.com.cn/Photo by Duan Yanbing)

PLA北方戦域司令部隷下の海軍航空隊JH-7が今年1月の演習で雪にうっすらと覆われた滑走路を移動中。 (eng.chinamil.com.cn/Photo by Duan Yanbing)

 

民解放軍海軍の航空部隊が海上封鎖演習で機雷を空中投下し、敵水上艦を阻止する戦術を7月12日実証した。

 

PLA北方戦域司令部隷下の海軍航空部隊が渤海の非公開海域でJH-7戦闘爆撃機を投入したと中国中央テレビCCTVが報じた。

 

JH-7戦闘爆撃機数機が海面すれすれの高度でレーダー探知を逃れ、敵防空網を突破し予定地点に機雷を投下したあと、基地に帰投し燃料弾薬を再搭載した。

 

戦闘爆撃機による機雷敷設は極めて有効かつ効率が高い海域封鎖を広大な海域で実施可能とし、敵艦船の動きを鈍らす効果が期待できると軍事評論家が本紙に述べている。

 

航空機による機雷敷設だと敵は対応により長い時間が必要となる。

 

このシナリオが効力を発揮するのは敵軍が台湾問題に介入してきた時だ。米国等の増援部隊移動を阻止すべく、主戦場から遠く離れた地点に機雷を空中投下することでPLAは時間を稼ぎ、その間に揚陸強襲作戦を台湾に展開する予想がある。

 

JH-7戦闘爆撃隊の再補給が終わると夜になったが、再び出撃し実弾ミサイル発射演習を展開した。

 

演習の連続実施で搭乗員、機体ともに限界を試されたが、基地の支援部隊も同様だった。同日内で異なる演習を実施して同機の多様な対応能力があらためて証明された。

 

「現実の環境をシミュレートしステルスを重視し、低空で防空網を突破し多様な兵装を投入する強襲作戦の事前演習となった」と航空集団司令Wang Weiが述べていたとある。

 

JH-7戦闘爆撃機は台湾周辺や南シナ海で主要演習にたびたび参加している。■

 

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PLA fighter bombers practice maritime mine blockade

By Liu Xuanzun

Published: Jul 12, 2021 06:52 PM